PPOS-01は、おおよそスマートフォンと同じくらいの大きさの小型発汗計です。
- 換気カプセル法の発汗計として、これまでで最小の大きさになるよう設計しました。
- 電源は単三乾電池2本、重量は電池を含めて350グラムです。
- 測定データは内部メモリに記録されますので、外部記録装置は必要ありません。
- いままで測定が困難であった、アウトドアでの測定が可能になります。
*アナログ信号出力は付属しません。
*PCとUSB接続で、リアルタイム計測も可能。(オプション)
*データをダウンロードするため、別途、PCが必要です。
基本使用
使用環境温度 | 15~35℃(使用中に極力変動が無いこと) |
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使用環境湿度 | 40~60%(使用中に極力変動が無いこと) |
計測範囲 発汗量 | 0~2mg/cm2/min |
記録時間 および測定間隔 |
3時間、1秒に一回記録(固定) |
プローブ長 | 900mm |
測定面積 | 1cm2 |
本体寸法 | W75xH35xD135mm |
重さ | 約350g(単三乾電池2個含) |
機器構成 | PPOS-01 1台、USBケーブル(A-ミニB)、 データ取り込み用ソフトウエア |
オプション | リアルタイム計測仕様(USBバスパワー)、 解析用ソフトウエア |
測定実験
PPOS-01を使い、子供(8歳)で発汗測定を試みました。
本体はズボンの尻ポケットに収納、プローブは胸に貼り付けています。(写真1)
同時に、耳用体温ロガー(DBTL-LCD)で耳内部の温度、および皮膚温も測定しました。 皮膚温センサは発汗計と同じく胸部に装着してます。(写真2)
正味30分で、近所を散歩して帰宅、アイスを食べてクールダウンするまでの結果です。(図1)
耳内部の温度と、皮膚温度の結果です。
皮膚温は、発汗がおさまるのに比例して温度低下するようです。
耳用のセンサは子供にはまだ大きいようで、固定が難しく上下動の動きが乗ってしまいますが、皮膚温に比べると大きな変化は無いようでした。(図2)
資料
データロガー付携帯型発汗計 PPOS-01 資料 (PDF 525KB)
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